INTERVIEW
03
関わる人々とともに、
家づくりの価値を高める
- 施工管理
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横関 真太朗2018年新卒入社
ものづくりやインテリアに興味があったことから、高校では建築学科、大学では生活環境デザイン学科で専門分野を学んでいました。就職活動では学んできたことを活かし、ハウスメーカー、ゼネコン、リフォーム会社などの建築業界で絞っていきました。ヒノキヤグループは、大学のOBが多く在籍している安心感や、インパクトのある商品が魅力的だったこと、会社説明会での先輩社員の話から、明るく働きやすい環境だと感じ、入社を決めました。
仕事について
私は施工管理として、現場で起こるコミュニケーションを一手に担い、図面をもとに着工からお引き渡しまで一貫して工事を管理しています。職人さんのスケジュール調整はもちろん、現場の安全・品質チェック、近隣住民への配慮が保たれているか、図面通りに工事ができているかを確認します。現在は、主任として、後輩のお手本となれるような工事管理、お客様や職人さんとのコミュニケーションを意識しています。学生時代に建築関連の勉強をしていたものの直接仕事で活かせることは少なく、実際に重要なスキルは、スケジュール管理力や現場の次の動きをイメージする力でした。入社2年目は同期で一番多くの現場を任され、それぞれステータスが違う現場を複数同時に進行していました。とても忙しく、プレッシャーを感じることもありましたが、その時に多くの現場を経験できたことが今の成長につながっています。また、新規展示場の管理を任せていただいたことも、大きな自信になりました。
YOKOZEKI’s PRIDE
施工管理がお客様と関わるのは着工からお引き渡しまでの3~4か月程度です。その間にお客様が何でも相談してくれるまで親しくなると、お互いに楽しく家づくりができ、お引き渡し後も家を建てたいご友人をご紹介いただける関係になることもあります。関係づくりにはこまめなフォローが重要で、チャットツールを活用しお客様へ現場の写真を送ったり、進捗報告を行ったり、現場見学や追加工事のご要望にもできる限り応えます。しかし、工事の進行具合によっては、ご要望を叶えることが難しい場合もあります。丁寧にご説明をし、お客様にご納得いただくことも重要な仕事の一つです。また、現場の顔として、職人さんや近隣住民の方への挨拶を大切にしています。時には、施工管理として職人さんに注意をしたり、修繕の依頼をしたりすることもあります。自ら活発な雰囲気を作り出すことで、お互いに気持ちよく協力し合える環境づくりを大切にしています。
これからに向けて
私のいまの目標は、職人さんや業者さんたちとのリレーションに力を入れることです。私たちの一番の使命はお客様に喜んでいただく家づくりですが、建築業界全体としては職人不足、業者不足の状況にあります。新しい業者さんを増やすことよりも、すでにご協力いただいている基礎屋さん、大工さんたちとの関係がヒノキヤグループの財産であり、現場のQCD*確保に不可欠です。コスト面で自分にできることは限られているので、普段の仕事の質を上げていくことで、ヒノキヤグループの現場を続けていただけるように心掛けていきたいです。自身のキャリアについては、次の役職である係長を目指し、課長と相談しながら、メンバーが仕事のしやすい環境を整えていけるように尽力したいと思っています。まずは、一人前の施工管理として、建築の知識をつけながら、課内の現場の全体を把握し、長期的な範囲でのスケジュール管理ができるようになっていきたいです。
* Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)の頭文字をとった用語で、製造業における開発生産業務の評価における指標の一つ
⼊社から現在までのキャリア
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- 2018年
- 桧家住宅
上信越支社配属 - 施工管理として、
先輩社員のサポート業務
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- 2019年
- 一人で現場を担当し始める
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- 2021年
- 主任へ昇格・
優秀監督賞受賞
ある1⽇のスケジュール
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- 8:30
- 出社・朝礼・1日の行動予定の確認
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- 10:00
- 現場確認、大工さんと打ち合わせ
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- 12:00
- 昼休憩
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- 13:00
- お客様と現場見学お立合い
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- 14:00
- 各現場確認
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- 17:00
- 帰社後、事務処理をして退社